kimura ブログ

昭和懐古〜絶滅危惧物〜

2019.01.21

平成の時代も、あと数カ月となりました。
昨年の世相を表す漢字は ” 災 ” でしたが、新しい時代の始まりは、
 ” 災い転じて福となす ” となってほしものです。

少し遅いですが、明けましておめでとうございます。
木村です。

街を歩くと、通りに面した建物はずいぶんとモダンで個性的な建物が多くなっています。   

しかし、少し奥に入るとまだまだ歴史を感じさせる家も点在しております。
流石にトタン屋根や板目張りの外観を呈した家は珍しくなっていますが、そんな光景に
出くわしますと、何かホッとするのは年齢を積み重ねたせいでしょうか。

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そんな中、とても懐かしいものに出会うことが出来ました。
”コンクリート製のゴミ箱”
                                           

そこには、まさに昭和という時代の、小さな充実した空間が存在しています。

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コンクリートの外観に木製のフタ、昭和中期には至る所で見かけたものです。
しかしながら、東京オリンピック開催(昭和39年)に合わせた美化運動により撤去され、
その役目はポリバケツへと引き渡されました。

今ではめっきりその数は少なくなっており、絶滅が危惧されております。

なにやら隠れるように申し訳なさそうに佇むその姿に出会ったとき、思わず
”よく生き残ったな”と肩(?)を叩きたくなるのは、私だけでしょうか。

かつて、乱獲や駆除によって絶滅してしまった ニホンオオカミやニホンカワウソと
同じように、時代により淘汰されるであろう ”昭和のコンクリート製ゴミ箱”
我が心の中のレッドデータブックの1ページとして、ファイリングしておきます。

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