kimura ブログ

世界遺産

2017.09.20

 天候不順の夏が過ぎ、空高く秋の気配が感じられるようになってきました。
この時期、知らず知らずのうちに疲れが溜まり、風邪などひかれる方が多いのでは
ないでしょうか。
体調管理には充分気を付けてください。

こんにちは。木村です。

7月に伊豆の国市にある韮山反射炉を見学してきました。
2015年7月に世界文化遺産登録され、以来多くの観光客が訪れています。

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世界遺産は
      建造物や遺跡としての文化遺産
      自然地域である自然遺産
      文化・自然両方を備えた複合遺産  に分類されるそうです。

現在、日本では文化遺産17件、自然遺産4件 が登録されています。
今回訪れた韮山反射炉は、「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」
として、8県に跨り点在する23遺産の中の一つであり、その他には「三池炭鉱」や
「官営八幡製鐵所」なども含まれています。

反射炉とは、鉄などを溶かして大砲などを鋳造するための溶解炉です。
石炭などを燃料として発生させた熱や炎を炉内の天井で反射し一点に集中させること
により、千数百度の高温を実現することができる建造物であり、日本に実在するのは
2基のみだそうです。

写真で見るよりもこじんまりとした建造物で、世界遺産としは非常に地味ではありますが、
併設の真新しいガイダンスセンターで概要を学んで眺めると、歴史の重みと風格さえ
感じられるのは不思議なものです。

恥ずかしながら世界遺産に登録されるまではその存在すら知らなかった韮山反射炉、
今、急に「ぶらり歴史探訪の旅」に出かけたくなりました。


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