コラム

狭小住宅でも諦めない!「家事ラク」なランドリールームと部屋干し動線

  • ■「洗濯まわりの家事ラク動線」

    ■「洗濯まわりの家事ラク動線」
    7月は、夏特有の「紫外線」「暑さによる家事の負担」「夏休みの子供との過ごし方」など、女性が日常でストレスを感じやすい季節です。
    そこで、狭小住宅ならではの工夫で、これらをスマートに解決する「テーマ」として、「洗濯まわりの家事ラク動線」を実例イメージを交えてお伝えします。梅雨明けを真近にして、直後のゲリラ豪雨、そして真夏の強い紫外線——7月は「外に干せない」「干しても傷む」というストレスが一気に増える季節です。だからこそ今、洗濯機のすぐそばに「室内干し+ファミリークローゼット」をコンパクトに集約する設計が、共働き世帯を中心に注目されています。

  • なぜ「洗う・干す・しまう」を1か所に集めるべきなのでしょうか。

    なぜ「洗う・干す・しまう」を1か所に集めるべきなのでしょうか。
  • ■洗濯家事には本来「洗う→干す→たたむ→しまう」という4つの工程があります。

    ■洗濯家事には本来「洗う→干す→たたむ→しまう」という4つの工程があります。
    部屋数が限られる狭小住宅では、これを別々の部屋に分散させると、そのたびに洗濯物を抱えて移動する手間が発生します。
    洗面脱衣室の隣、あるいは同一空間に「干す」と「しまう」をまとめてしまえば、洗濯機を回してから収納までが数歩で完結します。
  • 狭小住宅でよく使われるのが「1〜1.5畳の細長いランドリースペース」を洗面脱衣室に併設するプランです。奥行き90cm程度あれば物干しポールとハンガーラックを設置でき、そのまま乾いた服をハンガーごとクローゼットへ移動させる「ハンガー収納運用」も可能になります。
  • ■日焼け・天候に左右されない室内干しの工夫。

    ■日焼け・天候に左右されない室内干しの工夫。
    紫外線による色あせ・生地の劣化を避けたい衣類が増える夏場は、あえて「外に出さない」ことが合理的です。狭いスペースでも快適に干すための工夫は次の3つです。

    ① 昇降式・可動式の物干しバー
    普段は天井に収納し、使うときだけ下ろせるタイプなら、床面積を圧迫せず生活動線を邪魔しません。
     
    ② サーキュレーター+除湿機の同時稼働を想定した電源計画生乾き臭の最大の原因は乾燥時間の長さなので、あらかじめコンセントを2口以上、干す場所の近くに用意しておくと安心です。
     
    ③ 窓を作らない、または小窓のみにする直射日光を避けつつ、換気は換気扇で確保する設計にすると、日焼けの心配なく年中干すことができます。
  • ■ファミリークローゼットと動線を一体化する。

    ■ファミリークローゼットと動線を一体化する。
    家族全員分の衣類を1か所にまとめる「ファミリークローゼット」は、洗濯家事の時短効果が特に高い間取りです。洗面脱衣室のすぐ隣に配置すれば、乾いた洗濯物を各自の部屋まで運んで配る必要がなく、「取り込む→たたむ→しまう」がその場で完結します。


    狭小住宅向けのレイアウトのコツは以下の通りです。
     
    ① 可変棚+ハンガーパイプの二段構成
    畳んでしまう服とハンガーのまま吊るす服を分けることで、限られた奥行きでも収納量を最大化できる。
     
    ② 回遊動線の確保
    脱衣室→クローゼット→廊下(または子供部屋)と一方向に抜けられる動線にすると、朝の身支度ラッシュでも家族が渋滞が避けられる。
     
    ③ 可動棚は高さ調整式に
    子供の成長や季節の衣替えに合わせて棚位置を変えられると、長期的に無駄がありません。
  • ■最後にまとめてみますと

    ■最後にまとめてみますと
    ① 3〜4畳あれば「家事ラク動線」は実現
    洗面~脱衣室~ランドリースペース~ファミリークローゼットを合計3〜4畳程度でひとつながりに設計すれば、狭小住宅でも「外干し要らず・移動要らず」の家事ラク動線が実現します。
     
    ② ポイントは、以下の3点
    ・干す場所と洗う場所を分離しないこと。
    ・昇降式バーなど省スペース設備を活用すると便利。
    ・クローゼットへの動線を一直線にすることが大切。

    天候にも紫外線にも振り回されない洗濯スタイルは、日々の小さなストレスを大きく減らしてくれるというわけです。
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