コラム
ダイニングテーブルを家族の中心にする
  • 家族がテーブルを中心にくつろげる空間づくり
    家族がテーブルを中心にくつろげる空間づくり
    狭小住宅と言われる小さな家では、どうしても十分な広さのリビングがとれないこともあります。あたりまえのように、リビング、ダイニングと分けて考えてしまうと、限られた空間に無理やりリビングとダイニングを押し込むことになり、どちらも中途半端な空間になってしまうことも。それが「せまさ」をことさらに感じさせてしまう原因にもなるのです。そんな場合は、ダイニングにリビングとしての役割を与えて、家族がテーブルを中心にくつろげる空間づくりをしたほうがスペースにゆとりが生まれます。あるいは、逆のパターンで、リビングをダイニングとしても活用する方法もあります。ダイニングをくつろげる空間にするには、テーブルの快適性が大切。少し低めのテーブルを選ぶか、あるいはキッチンや家族の好みに合わせてオリジナルで設計することも少なくありません。(左写真)
    ダイニングは食事するだけでなく、そのまま団欒を楽しんだり、テレビを見たり。あるいは、お子さんのいるご家庭では、ダイニングテーブルは宿題をする場所になったり、絵を描いたり、おもちゃで遊んだりする場所にもなります。
    小さな家づくりで大切なのは「ふつう、家ってこうだよね」という考え方をいったん横に置いて、自分たちが気持ちいいと思う空間づくりを第一優先にして、イメージを膨らませてみることだと思います。
    ダイニングは、おいしいご飯を食べて、会話が生まれ、家族みんなの笑顔がこぼれる生活の中心。だから、私どもティーアンドダブリューではダイニングは家族の中でいちばん大切な場所だと考えています。
    家族が一日をここで過ごすとしたら‥‥そんなことをイメージしながら設計を考えると、きっとその家族にとっての心地よいダイニングが生まれるはずです。まずは「わが家のスタイル」を考えてみることから始めましょう。
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