コラム
狭小住宅の壁面収納の圧迫感は「抜け感」で解消。
  • 狭小住宅の壁面収納は「抜け感」をつくる。
    狭小住宅の壁面収納は「抜け感」をつくる。
    狭小住宅ほど、その家の空間にぴったり合わせた「収納」が必要になっていきます。
    その理由は、室内空間にぴったり合わせたムダのない収納で、デッドスペースを生まず空間をムダなくフル活用するためです。
    さらに、室内の動線を考えたサイズ感で計画し、空間を占領しすぎることなく、「暮らしにしっくりなじむ収納」がつくれるのです。
    50㎡の敷地に延べ床面積70㎡で2世帯住宅を実現したお客様のお宅では、大人4人分の持ち物をいかにスッキリ収めるかが大きな課題でした。解決策としては、まずダイニングキッチンや寝室、階段など家じゅうに壁面収納を充実させました。
    ただし、壁面収納は、壁があればあるだけつくればいいというものではありません。壁面収納にもデメリットがあります。それは前のスペースは家具が置けず、動線やインテリアが制約されること。それが室内空間を単なるのっぺりとした退屈なものにしてしまい、しかも収納庫がずらっと並ぶ圧迫感をことさらに感じてしまうのです。
    そこで狭小住宅の壁面収納では、いかに「抜け感」をつくるかが、空間のゆとりを生む秘訣になります。
    たとえば、一面を収納にせず、真ん中などにオープン棚をつくって、オブジェなどを飾れるスペースをつくります。
    あるいは、天井から床いっぱいに収納をつくらず、上下20㎝ほど空きをつくり、そのくぼみに間接照明を配します。すると、奥にさらに空間が広がっているような錯覚を生み出すことができるのです。
  • 狭小住宅の壁面収納は空間デザインのエッセンスを加える。
    狭小住宅の壁面収納は空間デザインのエッセンスを加える。
    写真でのお客様のお宅では洗面室や洗濯脱衣室の収納に抜けをつくり、間接照明を入れました。下のスペースを空けることで床の部分が広く見える効果があります。ヘルスメーターなどをしまっておくのも便利です。
    このように、収納も実用一辺倒ではなく、空間デザインのエッセンスを加えてあげることで、インテリアの一部として生きてくるのです。また、手の届かない上のほうは窓にすると明るさが確保され「抜け感」がアップします。通風換気もできますので一石二鳥です。
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