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仏陀の教え!

2011.08.29

設計の岡です
毎週月曜日開かれる定例会議の席上、CEOが今般の東日本大震災での原発に関する話をされた。
毎回、会議の冒頭、CEOの挨拶、訓示なりを他の社員は受け止める印象は別にして、自分は「講和」として受け止めている。
地震の影響をもろに受けて、厄介物になってしまった原発を永久追放とする一部世論に対し、戦後の日本が世界が目を見張るような発展を遂げられたのは、原発の存在の大きさを忘れてはならない。それは、仏陀の教えで、過去、現在、未来夫々を大切にしていかなければならないという話でした。
さて、この「講和」を聴いていて過去の自分の事を思い出した。それは、大学3年の後期でしたが、構造の勉強がしたいの一念で大学院の入試を受けた時の事。出題に「除夜の鐘を108叩く理由を英訳せよとの問題が出た。拙い英語の知識を以って、過去、現在、そして未来夫々36、合計108の煩悩を払拭する為に、鐘を叩くという、正に、teaching of Buddhaそのものでした。
昨日の新聞には、関東圏内に発生が予想される大地震の確率がかなり上がったとの研究者の発表が載っていました。地震に対する設計で耐える建物としての現行の基準をclearするだけでなく、制震機能に付随した限界耐力設計に重点を置かねばならないと考えております。

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